ちょっとディープなトーク&サイン会 本『スピリチュアル系のトリセツ』辛酸なめ子

神社とかに行くの好きだし超能力や宇宙人もいた方が絶対世の中面白いよね、と思っている私はスピリチュアル系かもしれません。辛酸なめ子さんのエッセイは、スピリチュアルをちょっと冷めた視線も持ちつつ楽しんでいるので、思わずクスッとしてしまうイラストも含め以前から好きでよく読んでいました。

1月終わりに開催された『スピリチュアル系のトリセツ 発売記念 辛酸なめ子&服部みれい先生 トーク&サイン会』に参加しました。実は辛酸なめ子さんを見るのは2回目、1回目は美術家の合田誠さんとのトークでした。その時にお洒落で綺麗な人だなと思いました。今回も黒系のシックなファッションでまとめていて素敵でした。

服部みれいさんは著作物を読んだことがなかったのすが、服部さん自体大の辛酸なめ子さんファンということで、今回の新刊本もかなり読み込んだらしく付箋もたくさん挟んだ本持参でトークに参加されていました。
お二人の本についての話も盛り上がっていましたが、参加者からの質問タイムもかなりディープで「私に生き霊がついているのですが…」と真剣に話される方もいて、そしてそれを当たり前のように聞いている参加者がいて不思議な空間でした。後半に会場のお二人の後ろに貼られていた紙が突然剥がれ、場内がざわついたり最後まで目が離せませんでした。

本の中ではパワースポットとして人気のある三峯神社を「スター系神社」と表現したり、
「オーラが見えるようになったからといって、自分を過信しないようにしたいです。」
「有機野菜と玄米を食べて『波動が高い…』自己満足に浸ったりしています。」
とパワーストーン、手相といった軽いものからチャネリング、波動、宇宙人等ディープなものまで実際の体験を交えつつ、なめ子節が炸裂していました。


『スピリチュアル系のトリセツ』辛酸なめ子(平凡社/2020年1月)

ブームを超えた“スピリチュアル”の世界。スピリチュアル界の旗手であり、人気コラムニストの辛酸なめ子が徹底分析する。「ウェブ平凡」連載の単行本化。(平凡社HPより)

第1章 なぜ私はスピリチュアル系になったのか 
第2章 スピリチュアル系とコミュニケーション
第3章 スピリチュアル系図鑑

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